岡本太郎の「自分の中に毒をもて」を読みました。
今年最初の方に、名古屋の美術館で岡本太郎展を見ました。
岡本太郎について少し知っている程度だったので、
太郎展と本で岡本太郎を知ることができた一年になりました。
私は香取慎吾の作品が好きで、今までに2回個展を見に行ったことがあります。
しんごちゃんの作品はおどろおどろしい感じや、いのちの鮮やかさを表現している作品が多いように感じます。その感じが少し岡本太郎の作品に似ているところが
あるように感じています。
岡本太郎に話を戻しますが、岡本太郎もいのちの爆発を感じる作品が多く、
私が好んでいるテイストの作品だと感じました。
そこから、岡本太郎に興味を惹かれるようになり、
渋谷駅にある作品や大阪の太陽の塔を見に行ったりと
岡本太郎ファンを楽しんでいます。
そして最近、岡本太郎著の「自分の中に毒をもて」を読んで
もっと岡本太郎という人の人物像を知れました。
岡本太郎は私が、もの心つく前に亡くなっているので、
テレビに出演していたことも、あまり知りませんでした。
本を読んでみると、考え方や思想的なものが見えてきます。
読んでいて考えさせられたのは、
自分が一生懸命いのちを燃やしているのかということです。
若いころは自分のやりたいことにまっしぐらで、
それによって後で考えると恥ずかしいことも多々ありますが、
いのちを燃やしていたのかなと振り返って思います。
しかし、今の自分は型にハマって生きていくことが正しいというような
考え方になってしまっていると思います。
あのころの自分は戻ってこないけど、思い出すことはできる。
私にとってこの本は、いのちを燃やすことを思い出すきっかけをくれた本でした。
限界を勝手に作ってしまって、つまらない生き方にならないように
自分もいのちを燃やしながら生きていきたいです。
Ayaka 2023/11/20