読書感想文📕千葉からほとんど出ないひきこもりの俺が、ルーマニア語の小説家になった話
実は私は今年に入ってルーマニア人のお友達ができ、今までルーマニアには縁がなかったけど、少しずつご縁を感じていました。せっかくだからルーマニアについてもっと知りたいと思っていたところ、本屋さんでこの本を見つけました。
この本では著者の方の実話が書かれています。本のタイトルが奇抜ですが、本当にルーマニア語の小説家になるんです!!!
著者の方の悩んだことや苦労は計り知れませんが、それをさらっと書いてあるので、お涙頂戴じゃないのがいい!読者に向けて前向きに生きる導きがあっていい!ここはおすすめポイントだと思います。
どうしても話すことにフォーカスを当ててしまうのは語学学習ですよね。でも、語学学習の中の書くことが好きということが高じてその言語を使って小説家になってしまうんです。私は学校関係で語学を教える立場なので、生徒に話すことを大切にって思って教えてきたけど、こうやって好きに学習したい子もいるのかもしれないと考えさせられました。
著者の方の小説のことだけでなく、ルーマニア文学についても書かれています。ルーマニア文学!?マイナーすぎて知りませんでした。私は大学時代のゼミで演劇についてやっていたので、卒論はシェイクスピア。なので英文学なら少しぐらいは知っています。でもそれ以外は、あまり世界の文学に目を向けてくることなかったなぁと思いました。この本を読んだことでかなりルーマニア文学に興味がわきました。(本を読みたい気持ち加速🤭)
生きてたら何が起こるか分からない。もしかしたら、思いもよらぬ職に就いているかもしれない。私も今を一生懸命に生きておいて、未来を楽しみにしたいです。
この本をきっかけに日本にルーマニアブームとか来ちゃったりなんかしたら面白いのになぁ✨✨
読書感想文にお付き合いいただき、ありがとうございました😄
Ayaka 2023/9/22